2018年10月17日水曜日

チームとは。



こんばんは。
4年目snipeTLの榎並です。
長文になってしまいました。
おつきあいください。


先合宿、チームについて考える機会があったのでチームについて書こうと思います。
チームってなんでしょうか?

ヨットって個人競技に近いと感じる人も多いのではないでしょうか?
リザルトがつくのは同じヨットに乗っている2人だけ、レース中も練習中も2人で上手くなっていきます。
メジャーなスポーツ、野球は9人、サッカーは11人で試合をしますし、練習もヨットと比べると全員でするイメージが強いですよね。
そんな競技の特性上、チーム感を生んでいくのは難しいと感じる人もいるでしょう。

僕自信も3年生まではそうでした。
しかし、チームリーダーとなる上でこの事について考えたとき、そして4年生としてここまでやって来るなかで、はっきりとヨットはチームスポーツだと言えるようになりました。
いや、ヨットというよりも特に大学のヨット部は、という方がより正確かもしれません。

なぜ大学のヨット部という言い方をしたのかというとその理由は2つあります。

1つ目は団体戦の存在です。
世界大会、全日本では団体戦なんて試合は存在しません。にもかかわらずインカレでは、わざわざ個人戦と団体戦の2つが存在します。その2つの中でも団体戦は圧倒的な存在感があります。
もしインカレが個人戦だけだったら大学ヨットは恐らく殺伐としたものになっていたでしょう。
自分1人が速くても、上手くても勝つことはできません。誰か1人がかけても勝つことはできません。
だからこそ強豪校でも勝ち続けることは難しいし、目指す価値のある大会なんだと思います。


2つ目は普段の生活です。
大学のヨット部の多くは合宿生活をしています。そうでなくとも他の部活と比べると部員同士の距離は近く、一緒に過ごす時間は長いものです。
他のスポーツでは基本的に1人で練習することができます。しかし、ヨットは1人ではできません。
想像してみてください、仮に1人で合宿生活ができるでしょうか?
自分が作らなくても出てくるエッセン。ヨットは1人で下ろせません。他にも1人ではできないことがたくさんあります。洋上では見守ってくれるレスキューがいます。そして、そのレスキューがマークをうってくれます。1人で帆走してもただの自己満足だし、スタートの練習なんか到底できません。
みんながいるから合宿ができるし、練習できています。
そういう風に考えたことがありますか?

誰かが合宿を休めば合宿ができなくなるということはありません。ですが、その分ヨットの数が減る、レスキューが減るという形で練習に影響が出ます。
サポーターが1人でエッセンを作ったり、スタート練習ではレスキューで1人何役もしたりして、休んだ誰かの分を頑張ってくれています。

自分がいなくても部活に影響なんてないだろうと思っている人がいるのであればこれだけは伝えておきたいです。
そんなことはありません。
全員がこの部活に必要な人達です。

レスキューがマークのうちかえで早くアンカーをあげ、うてば、それだけで1本でも多くのスタート練習ができます。朝、日直の人が大きな声で時間を言うだけで自然と復唱の声も大きくなり部活全体が活気づきます。そして、それは全員に元気をくれます。
誰かがこうしようと声かけをするだけで部活はよくなり、誰かがその声かけに答えるだけで部活はもっとよくなります。

僕はそう思います。

チームリーダーという役職である僕はチームをいい方向に向けていく責任があります。しかし、1人でできることには限りがあります。

チームは誰か1人がつくるものではなく、みんなでつくっていくものだからです。そして部員1人1人の居場所でもあると思います。だから、自分で自分の居場所を作るとかじゃなくて、自分が誰かの居場所を作ってはじめて誰かが自然と自分の居場所を作ってくれるそんな場所だと思っています。


1年生は、毎合宿、毎合宿おそらく今の自分達は何でヨット部を続けているのだろうかと考えながらも、そしてもっとヨットに乗りたいという気持ちがある中でサポートをしてくれています。

2年生のがむしゃらにヨットに夢中になる姿はヨットの楽しさを教えてくれ、
そして未来のヨット部の可能性を感じさせてくれます。

一緒に練習する3年生は共にレギュラー争いをし、共に上手くなり練習を作っています。最近どんどん頼もしくなってきています。

4年生は共に前を向いて目標に向かって走っています。

ありがとう!

そして、多くの合宿に参加して指導してくださる若手OBの皆様方。

今までのヨット部をつなぎ、様々な形で支援してくださるOBの皆様方。

感謝の気持ちでいっぱいです。

全員立場、役割こそ違いますが大切なチームの一員です。
下級生であればあるほど部活内での影響力は小さく自分の存在意義に疑問を持つ人は多いでしょう。それはごくごく自然なことだと思います。

なにも全体ミーティングで、すげーいいことを話したりしなくてもいい。
誰かにこうしようというだけでもいい。
こうしようといって頑張っている誰かの隣に寄り添って一緒に歩むだけでいい。
1つ1つは小さくてもそれが連鎖して大きくチームをかえる原動力になる。

僕はそう信じています。



北海道大学体育会ヨット部
2018年度snipeTL
榎並諒

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